中国上海市でこのほど、青菜や鶏卵、ニワトリ、アヒルなどの食材を買い占め、他人から食品経営営業許可証を違法に借りてインターネット上に店舗を開き、価格をつり上げて販売していた男が、警察に摘発された。

中国のニュースサイトの澎湃新聞によると、今月18日、市場監督管理当局に市民から通報があり、静安公安分局の経済犯罪捜査支隊が捜査していた。

男は今月10日以降、市外から卸売価格で購入した青菜や冷凍アヒルなどを、購入価格の2～5倍以上の値段で販売し、150万元（約3000万円）余りの違法利益を上げていたという。

警察は、不法経営罪の容疑で男に刑事強制措置を取り、調べを進めている。（翻訳・編集/柳川）