2014年6月6日、中国版ツイッター（微博）上に、日本人の礼儀正しさを示す書き込みが登場し、ネットユーザーの注目を集めている。

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あるネットユーザーは、「大阪で行われたマラソン大会で、ゴール後の日本人選手はどんなに疲れていても走ってきたコースに向かって深々とお辞儀をしていた。どんな時でも、恩を忘れず、コースや応援してくれた沿道の人、そして流した汗とつらさに感謝してください」という写真付きの書き込みをシェアして、以下のように書き込んでいる。

「お辞儀は態度である。私は以前、ある年のいった幼稚園の園長と知り合ったが、彼女は温かくほほえんでいつも深々とお辞儀をしていた。最初は単なるマナーだと思っていたが、のちにそれが自尊心だと感じた。なぜなら、それは彼女自身を美しく見せていたから」

また、ほかのネットユーザーも多数のコメントを残している。中には「疲れてひざに手を突いているだけじゃないの？」「財布でも落としたか？」などと皮肉るコメントもあるが、多くは称賛している。以下はその一部。

「ちょっと感動した」

「これこそが真のかっこ良さ」

「このような民族が、強大でないはずがない」

「日本人の素養の高さは異常レベル」

「どんなに尊敬に値するランナーたちだろう」

「私はこんなことしたことない。差はまだあるみたいだ」

「恩を知ることでこそ、私たちが普段見過ごしている小さな幸せを感じられる」

「心からの物であっても形式的なものであっても、礼儀は人にとって最も重要なもの」

「ずっと努力してきた自分に敬意を表すためにお辞儀をする。受け止めてくれたコースに感謝。マラソンに感謝」（翻訳・編集/北田）