ドイツの街中で「親ロシア派」と「親ウクライナ派」の間に緊張走る―中国紙

Record China    2022年4月12日(火) 18時20分

拡大

中国紙の環球時報は12日、ドイツの街中でデモを繰り広げた親ロシア派と「戦争停止」を訴える親ウクライナ派との間に緊張が走ったことを報じた。写真はフランクフルト。

中国紙の環球時報は12日、ドイツの街中でデモを繰り広げた親ロシア派と「戦争停止」を訴える親ウクライナ派との間に緊張が走ったことを報じた。

記事がドイツメディアの報道として伝えたところによると、ドイツでは先週末、フランクフルトやハノーバーなど複数の都市で親ロシア派によるデモが実施された。うち、ハノーバーでは「ロシアの民衆に対する憎悪の言論や侮辱、差別に反対する」とのスローガンを掲げた車によるデモが10日昼頃行われ、ウクライナ支持者も中心部に集まって戦争停止などを訴えた。双方はフェンスで隔てられていたものの、警察当局は「現場の雰囲気は一時、非常に緊張した」と指摘。抗議活動は平和裏に終わったが、親ロシア派のデモに参加したある男性のもとにはその後、1日に数百件もの脅迫文が送られてきたそうだ。

記事は男性が「地獄にいるようだ」と語ったことを伝えた上で、「ロシアとウクライナの衝突以降、ドイツで暮らす一部ロシア人は街中でののしられたり、脅されたりしている」と説明。また、「親ロシア派と親ウクライナ派のデモがドイツ各地に広がっていることを受け、各級政府は新たな難題に直面した」とする現地メディアの報道も紹介した。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携