人民網日本語版 2022年4月12日(火) 12時50分
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中国疾病予防管理センター免疫計画の王華慶氏は今月9日、取材に対して、「ワクチンを接種していない高齢者と基礎疾患のある人がオミクロン株に感染した場合の重症化や死亡が依然として気掛かりだ」とした。
中国疾病予防管理センター免疫計画の首席専門家である王華慶氏は今月9日、取材に対して、「ワクチンを接種していない高齢者と基礎疾患のある人がオミクロン株に感染した場合の重症化や死亡が依然として気掛かりだ」とした。中国新聞網が報じた。
王氏によると、「世界保健機関(WHO)が提供している情報によると、オミクロン株流行期間中の世界の死者数が再び急増しており、過去最多を記録している国や地域もある。米国を見ると、1週間当たりの死者数が5週間連続で1万5000人を超えている」という。
また、香港特別行政区衛生署が提供している情報によると、同地区のオミクロン株流行期間中、ワクチン未接種者の致死率が2.87%となっている。ワクチン未接種の80歳以上の高齢者だけを見ると、その数字は15.68%にまで跳ね上がる。また同地区の研究によると、今回の感染拡大において、30歳以下の人に比べて、60歳以上の高齢者の死亡リスクが252倍に達しているという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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