世界初のスラブ軌道海上斜張橋が閉合―中国

人民網日本語版    2022年4月10日(日) 21時20分

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福厦高速鉄道安海湾大橋が6日、閉合した。

福厦(福州ー厦門)高速鉄道安海湾大橋が6日、閉合した。安海湾大橋の全長は9.46キロメートルで、うち海上部分は1.56キロメートル。施工を請け負った中国鉄建大橋工程局集団の関係責任者によると、この大橋は中国の高速鉄道建設において初めて海上斜張橋にスラブ軌道を敷設し、世界の海上高速鉄道橋における最高速度350km/hを実現する。列車は全長650メートルにわたる大橋のメインブリッジを通過するのに必要な時間はわずか7秒未満となっている。人民日報海外版が伝えた。

安海湾大橋の主桁は有効空気流動措置を採用し、複雑な風環境における振動を減らしており、海上大橋で高速列車を走らせるための技術条件を満たしている。そして橋面の敷設には中国が独自の知的財産権を持つCRTS I型ダブルブロック型スラブ軌道を採用することにより、列車は海上走行中に減速する必要がなく、高速鉄道の海上高速走行と陸上の「シームレスな連結」を実現する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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