日本のアニメが三国時代の地図で朝鮮半島を「魏」に、韓国ネット民から不満殺到で謝罪

Record Korea    2022年4月8日(金) 12時20分

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7日、観察者網は、日本で放送開始された三国志に関するアニメ番組に登場した歴史地図で、朝鮮半島全土が魏の領土として描かれていたことに対し、韓国のネットユーザーからクレームが寄せられたと報じた。

2022年4月7日、中国メディア・観察者網は、日本で放送開始された三国志に関するアニメ番組に登場した歴史地図で、朝鮮半島全土が魏の領土として描かれていたことに対し、韓国のネットユーザーからクレームが寄せられたと報じた。

記事は、「日本でまた新しい三国志関連のアニメが作られた」として、同名のマンガを原作とするアニメ「パリピ孔明」が5日に放送開始されたと紹介。作品では五丈原の戦いで散った諸葛孔明が若かりし頃の姿で現代の東京・渋谷に復活し、歌手を目指す少女の夢の実現をお手伝いする内容であると伝えた。

そして、孔明を扱ったアニメということ、作品の設定がユニークであることから中国のネットユーザーの間でも「設定があまりにもおかしすぎる」「いやいやアニメなのだからいいじゃないか」といった議論が起こったとした。

その上で、作品中に登場した三国時代の勢力図が韓国のネットユーザーをざわつかせたとし、「三国時代、朝鮮半島の楽浪郡、玄菟郡などは確かに魏に属していたが、アニメの地図では朝鮮半島全土が魏の領地として描かれていた」と紹介。ツイッター上でアニメ制作者に対するクレームや誹りが続々と寄せられたことを伝えた。

記事は、韓国ネットユーザーからのクレームに対して「パリピ孔明」製作委員会が5日、「三国時代の『魏』の範囲についての地図に誤りがありました。急ぎ映像の修正を行っております」と誤りを認めた上で、「制作上重大な誤りをいたしましたこと、皆さまにご心配とご迷惑をおかけしますことを、心よりおわび申し上げます」と謝罪する声明を発表したと紹介している。(翻訳・編集/川尻

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