Record China 2022年4月6日(水) 17時20分
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サッカー元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏が、現在の日本代表について、「世界レベルで見ればごく普通」「トップクラスと言える選手はいない」などとコメントしたことが、中国でも注目されている。
フランス出身のトルシエ氏は、1998年から4年間、日本代表監督を務め、2002年のワールドカップ(W杯)日韓大会で日本代表にW杯初勝利をもたらし、ベスト16に導いた。中国でも1部リーグの深セン紅鑽(11~13年)、杭州緑城(15年)で指揮を執った。
中国のスポーツメディア、網易体育が5日、日本メディアの報道を引用する形で伝えたところによると、トルシエ氏は、現在の日本代表について、世界レベルで見ればチームも選手も「ごく普通」との見方を示した。
11月に開幕するW杯カタール大会のアジア最終予選で、日本代表は、序盤の3試合で1勝しかできず、その後、6連勝して本大会出場を決めたものの、最後のホームでのベトナム戦は、グループ最下位の相手に1-1で引き分け、来場した4万人を失望させた。
日本代表は、本大会では、W杯優勝経験国のスペインとドイツ、そして大陸間プレーオフ(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者と同じグループEに入った。
トルシエ氏は、現在の日本代表の選手について、「欧州のビッグクラブでプレーしてはいない。才能にあふれてはいるが、世界レベルで見ればごく普通の選手たちだ。トップクラスというわけではなく、今の日本に世界のトップと言える選手はいない」「それでも日本が素晴らしいチームになることは十分に可能だが、軸となる選手がいないし、個性の際立った選手もいない。リーダーとなるべき選手も欠いている」などと語った。
網易体育の記事のコメント欄には、中国のサッカーファンなどから、「日本代表が『ごく普通』なら中国代表は?」「遠回しに中国を侮辱してないか?」「トルシエ氏に同意。ソン・フンミンが日本人だったらW杯ベスト8も夢ではなかっただろう」「確かに現在の日本代表は以前ほど強くないと思う。ベトナムと1勝1敗だった中国が弱すぎるだけ」などの声が上がった。(翻訳・編集/柳川)
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