ファーウェイ、孟晩舟氏が輪番董事長メンバーに―中国メディア  

Record China    2022年4月2日(土) 17時0分

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2日、北京日報は、ファーウェイの孟晩舟CFOが同社の輪番董事長メンバーに選出されたことを報じた。

2022年4月2日、北京日報は、通信機器大手メーカーのファーウェイ(華為技術)の孟晩舟(モン・ワンジョウ)CFOが同社の輪番董事長メンバーに選出されたことを報じた。

記事は、同社公式サイトの最新情報で、孟氏が輪番董事長のメンバーに入ったことが明らかになったと紹介。集団指導体制を取る同社では董事会や董事会常務委員会を輪番董事長メンバーが半年ごとに当番制で開催することになっており、1人の当番期間が6か月となっていると説明し、輪番董事長メンバーは孟氏を含めて3人で、今年4月1日〜9月30日は胡厚崑(フー・ホウクン)氏が担当すると伝えた。孟氏が当番となる時期については明らかになっていない。

同社公式サイトによれば、孟氏は華中理工大学卒の修士で、1993年にファーウェイに入社。国際経理チーフ、ファーウェイ香港CFO、財務管理部部長などを歴任し、2003年からは世界統一のファーウェイ財務組織の枠組み、フロー、精度、ITプラットフォーム構築を進め、その後会社のデジタル管理体系整備、財務のデジタル化推進に取り組んできた。

18年12月には米政府の要請により金融機関の不正操作容疑でカナダにて逮捕され、21年9月にカナダと米国との間で成立した司法取引によって釈放されて中国に帰国した。

記事は、同社が3月28日に21年12月期の業績発表会を実施し、当期の世界売上高が6368億元(約12兆4000億円)となり、純利益が1137億元(約2兆2000億円)と前期比75.9%増となったことを明らかにしたと紹介。孟氏が「われわれの規模は小さくなったが、利益能力やキャッシュフロー力は強まっている。会社は不安要素への対応能力をさらに高めていく」とコメントしたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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