韓国で野良猫を助けるため数十万のポルシェを解体した男性が話題

Record Korea    2022年4月4日(月) 21時30分

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韓国で野良猫を助けるためにポルシェを解体した男性が話題になっている。写真はポルシェ。

韓国で野良猫を助けるためにポルシェを解体した男性が話題になっている。

韓国・世界日報によると、フェイスブックの猫関連コミュニティーに3月25日、「助けるためにポルシェを解体した」と題したスレッドが投稿された。投稿者はポルシェを所有する写真作家のパク・ジェヒョンさんで、かつての経験談がつづられていた。

パクさんはその日、ソウル市内で1匹の野良猫がおびえた様子で車道にいるのを発見したという。車を止めて助けようとしたが、猫は車のホイールの方に入って隠れてしまい、出てくる気配がなかった。周りには見物人が殺到し、中には「猫よりポルシェの方が大事だ。気にせず運転して帰れ」と助言する人もいた。しかしパクさんは悩んだ末、レッカー車を呼んで車をカーセンターに移動させることにした。カーセンターでは「ポルシェは解体するとなるとかなり高額で数百万ウォン(数十万円)になる」と言われたが、パクさんは「お金はまた稼げばいい」と解体を決めたという。当時の状況について、パクさんは「幸いにも下部カバーを解体しただけで猫が出てきてくれた」と振り返っている。

パクさんはその後、猫を動物病院に連れて行き引き取りを申し出たが、獣医から近くに母猫がいる可能性が高いことや猫の健康状態が良好であることを伝えられ、助言を受けて元の場所に戻したという。

これを受け、韓国のネット上では「野良猫のためにポルシェを?」「ポルシェを解体させた猫の価値も相当なもの」という驚きの声をはじめ、「そう簡単にはできない決断。かっこいい」「野良猫のために数億ウォン(数千万円)もするスーパーカーを解体する勇気がすごい」「温かい心の持ち主」などパクさんの行動に感嘆する声が上がっている。

一方で「119番通報とかかなり迷惑」「結局SNSで自慢」と一部では批判も出ており、「獣医もおかしい。いくら健康とはいえ、外より家の方が安全」「人のにおいで母猫が寄り付かなくなったらどうするの?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/松村)

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