中国旅客機墜落、2つ目のブラックボックスも発見=調査結果はいつ判明するのか

Record China    2022年3月28日(月) 12時20分

拡大

28日、環球網は、広西チワン族自治区に墜落した中国東方航空機のフライトデータレコーダー(FDR)が見つかったことを報じた。

2022年3月28日、環球網は、広西チワン族自治区に墜落した中国東方航空機のフライトデータレコーダー(FDR)が見つかったことを報じた。

記事は、21日に広西チワン族自治区梧州市付近に墜落した中国東方航空5735便旅客機について、23日にコックピットボイスレコーダー(CVR)が見つかったのに続き、27日にはFDRが発見され、同機に備え付けられていた二つのブラックボックスの回収に至ったと伝えた。

そして、雑誌「航空知識」の編集長で、北京航空航天大学の専門家である王亜男(ワン・ヤーナン)氏が、コックピット内のやり取りを録音した音声データのCVR、飛行中のシステムや設備のデータを記録したFDRの両方が見つかったことにより、パイロットの飛行当時の判断が実際の状況にマッチしていたか、飛行操作の意図が実現できていたかの推測が可能となり、事故発生当時の状況を再現するす上での最も有力な手がかりを得たことになるとの認識を示したことを紹介した。

その上で、今後の事故調査について民航事故調査センターの毛延峰(マオ・イエンフォン)主任が「二つのブラックボックスのデータ、現場検証のデータ、管制レーダーのデータ、証人への聞き取り情報などを総合して分析する」と述べ、中国国内や国際組織の規定に基づき事故発生から30日以内に国や国際航空運送協会に予備報告を提出することが義務付けられていると説明したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携