中国のニュースサイトの界面新聞は26日、韓国が「韓服を着る」行為を国家無形文化財に指定すると報じた。

韓国紙・中央日報の報道として伝えたところによると、韓国文化財庁は24日、韓国民族のアイデンティティーと価値を代表してきた伝統的な生活習慣であり知識でもある「韓服を着る」行為を新規国家無形文化財に指定予告すると発表した。

同庁の関係者は、「韓服を着る」行為について「私たちの民族にとって、単なる衣服着用ではなく、家族共同体の安寧を祈り、礼儀を備える重要な媒介になる」と強調した。

30日間の予告期間に各界から意見を集めて、指定可否が最終決定されることになるという。

韓服をめぐっては、北京冬季五輪の開会式に中国の少数民族、朝鮮族の代表が朝鮮半島の伝統衣装姿で登場したことを受け、韓国の一部のメディアやネット民が「中国による文化の侵奪」と反発するということがあった。（翻訳・編集/柳川）