ウクライナ義勇軍に参加した韓国人2人が帰国、イ・グン元大尉は「毎日戦闘で忙しい」

Record Korea    2022年3月18日(金) 8時20分

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16日、韓国・国民日報は、イ・グン元韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉と共にウクライナに出国した2人が帰国したと報じた。写真はウクライナ。

2022年3月16日、韓国・国民日報は、イ・グン元韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉と共にウクライナに出国した2人が帰国したと報じた。

記事によると、ソウル警察庁は同日、午前中に帰国した2人について、負傷などの健康上の問題はなく、新型コロナウイルスの防疫規則である自主隔離期間が終わり次第、旅券法違反の疑いで調査を進める予定と明らかにした。2人は政府からパスポートの使用許可を受けず、旅行禁止地域に指定されたウクライナに入国したため、旅券法違反に問われている。

警察関係者は、彼らの個人情報や具体的な嫌疑について「今後調査を進めて正確に把握する予定」とし、政府の宣戦布告や軍隊からの戦闘命令が下されていない状態で個人が勝手に外国に対し戦闘行為を行う場合に成立する「私戦罪」の適用については、「まだ何も決まっていない」と答えたという。

イ氏については、2人と共に帰国せず、現在もウクライナに滞在しているとのこと。イ氏は15日に自身のInstagramを通じ、「隊員らはウクライナから安全に撤退し、1人だけウクライナに残っている。毎日戦闘で忙しい。任務が完了するまでは報告できないと思う」と語っていた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「この2人は戦場を見学するために行ったのか?」「サバイバルゲームをしにいくような感覚だったのかな」「ついて行ってはみたけど、実際に人が亡くなるのを見て怖くなったんだろうね」「人助けはそもそもこっそりとやるもの。SNSで宣伝しながらするものではない」「戦闘で忙しいならなぜ仲間は帰国したの?」など、2人やイ氏に対する批判の声が多く寄せられている。

そのほか、「イ大尉もどうか無事に帰国できますように」「親世代の立場から言えば、気を付けて帰ってきて、二度とこんな無謀なまねはしないでほしい」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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