中国外交部の趙立堅（ジャオ・リージエン）報道官は14日の定例会見で、ロシアが台湾に制裁を発動した場合の中国の対応について聞かれた。

同日の会見で日本の記者から「ロシアが発表した非友好国・地域のリストに台湾が含まれているが、中国側のコメントは？もしロシアが台湾に具体的な行動を取った場合、中国はどのように対応するか」との質問が出た。

これに対し、趙報道官は「台湾がなぜこのリストに入ったのか。地球人であればみんな分かっている。台湾は制裁されたとしても自業自得だ」と回答した。

ロシアは今月7日に、米国、カナダ、欧州連合（EU）、日本、韓国、台湾、豪州など48の国と地域を「非友好国」としてリストアップ。制裁を示唆していた。（翻訳・編集/北田）