フィギュアスケート男子シングルの中国代表・金博洋（ジン・ボーヤン）が、羽生結弦と初めて写真を撮った時のことや2人の現在の関係性について語った。

金はこのほど行ったライブチャットの中で、「なぜユヅ（羽生）について行ったの？」と質問された。きっかけは2015年のNHK杯での映像。同大会で銀メダルを獲得した金は表彰式後、金メダルの羽生と銅メダルの無良崇人さんと一緒にリンクサイドを周回。その途中で、羽生が表彰式でもらったブーケを解説者席にいた織田信成さんにプレゼントしてハグし、無良さんもそれに続いて織田さんとハグした。すると、その場にいた金もつられて織田さんとハグをした。中国のネット上では最近、この時の様子にコミカルな音楽とテロップを付けた動画が拡散し、話題になっていた。

金は当時のことについて、「表彰式で3位までの選手が表彰台に上がりますね？それから記念撮影を終えて外に出て、通常は客席に手を振りながらリンクサイドを1周するんです。その普通の流れで彼らと一緒に歩いていたのですが、あの角の所まで来た時に彼らが離れて行って、私は『え？もう出ていくの？』って。見ていたら彼らは（織田さんと）ハグしに行っていて、その時私は気まずくなりました。その時はまだ（織田さんと）知り合いではなくて、とても有名な人だとは知っていたんですけど、確か話したことはまだなかったと思います。とても気まずかったですね」と説明した。

また、「羽生結弦選手について話してほしい」とのリクエストを受けると、「何を話せばいいのかな」と困惑しつつ、「私たちは良い友達で、関係も良いです。お互いに励まし合っています」と回答。「私が小さい時、とてもとても小さくて国際大会にもまだ出ていない時に彼が中国に試合に来て、その時初めて彼と写真を撮りました。バックヤードで彼が試合に出るために靴を履き替えていた時に撮りました。イヤホンを首にかけて、青い服を着ていましたね」と振り返った。そして、「これがお手本とする（あこがれの）人の力というものでしょう。これは一つのクラスのようなもので、新しく入った学生は成績の良い学生に学ぼうとしますよね。ですので、それからの目標などについて、お互いに励まし合ったり、影響し合ったりしました。今、毎試合同じ場所で演技できるのはとても幸せなことです」と語った。（翻訳・編集/北田）

2015年N杯の表彰式後周回の時に羽生くんが表彰式で貰った花を織田くんにプレゼントしようと解説席に駆け寄り「ノブくん。ノブくん」と花をあげるとこ好き。https://t.co/tPt91GXQhd#ラビットラビットラビット#羽生結弦選手と織田信成さんが今日も元気で幸せでありますように #ぴょん落ちのみんなへ pic.twitter.com/9oqfRq8dd2

— 惑星ぴょん落ち (@dollhanyu) September 30, 2019