米中が舌戦、「中国は地域の安定損ねる」「米国は覇権主義的」―シンガポール安保会議

Record China    2014年6月2日(月) 14時36分

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1日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事「シャングリラ・ダイアローグで米中が論戦」を掲載した。米高官が中国が地域の安定を損ねると批判すると、中国側は米国は覇権主義だと反論した。写真はシャングリラ・ダイアローグ。王副総参謀長。

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2014年6月1日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事「シャングリラ・ダイアローグで米中が論戦」を掲載した。

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シンガポールで開催された第13回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で米中の論戦が交わされている。ヘーゲル国防長官は中国の一方的な行動が南シナ海の不安定化を招く、パラセル諸島(中国名は西沙諸島)付近の石油採掘プラットフォーム設置も法の支配を損ねるものと批判した。また米太平洋軍のサミュエル・ロックリア司令官は「中国は地域紛争解決の方針を変えなければならない。さもなければ地域の安定にとっては脅威だ」とコメントした。

中国側も負けてはいない。王冠中(ワン・グワンジョン)中国人民解放軍副総参謀長が、ヘーゲル国防長官の講演は「根拠がなく覇権主義的。威嚇する言葉がちりばめられていた」と批判。中国全国人民代表大会外事委員会の傅瑩(フー・イン)主任は米国とフィリピンの軍事同盟を「冷戦の遺物」と糾弾した。(翻訳・編集/KT)

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