羽生結弦と金博洋が息の合った滑り、中国で「日中友情の昇華」と称賛

Record China    2022年2月21日(月) 21時20分

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20日行われた北京五輪フィギュアスケートのエキシビションについて、羽生結弦と金博洋の息の合った滑りを「日中の友情の昇華」として伝える記事が中国のポータルサイト・百度に掲載された。

中国北京の首都体育館で20日行われた北京五輪フィギュアスケートのエキシビションについて、羽生結弦と金博洋(ジン・ボーヤン)の息の合った滑りを「日中の友情の昇華」として伝える記事が中国のポータルサイト・百度に掲載された。

記事は、「今大会のフィギュアスケート男子で中国の観客に最も深い印象を残した選手を問うとすれば羽生結弦と金博洋しかいないはずだ」と述べ、観客に愛される選手であるだけでなく2人の間にも深い友情があると指摘。そしてエキシビションのフィナーレで参加した全選手がリンクに登場した際、羽生と金博洋が一緒に同じ動きを披露したことを紹介し、「この2選手にとって北京五輪は自分の極限に挑戦する大会だった。フリーで羽生は超高難度の4回転アクセル(4A)に挑戦し、金博洋はシーズンベストのパフォーマンスを見せた。こうしたスポーツマンシップに対する理解も2人を良き友にした」と記した。

記事によると、金博洋の母親は以前受けたインタビューで羽生と金博洋の間の友情について触れ、「羽生選手は各方面において優れているのに気取ったところがありません。お手本にするのに値する人です」とコメント。金博洋本人も羽生を「幼い頃から大好き。自分が前進する上での目標」と語っている。

記事はまた、「羽生の礼儀正しさ、優雅さはインタビューの中から容易に見て取れる。その上、後輩を引き立てることもおろそかにしていない」と述べ、「フィギュアスケートで羽生は歴史に刻まれる選手であり、競技場での見事な演技の他、金博洋ら多くの後輩に影響を与えたことからもフィギュアにおける彼の重要性が分かる」「今大会で表彰台に上ることはなかったものの、2人が示した精神は多くの人の尊重を勝ち取った」と指摘した。(翻訳・編集/野谷

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