元米国連大使「谷愛凌は中国か米国かどちらか一方を選ぶ必要ある」―米華字メディア

Record China    2022年2月20日(日) 19時30分

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北京冬季五輪のフリースタイルスキー女子に中国代表として出場した谷愛凌選手について、元米国連大使のニッキー・ヘイリー氏は、国籍に関し「中国か米国かどちらか一方を選ぶ必要ある」と語った。

北京冬季五輪のフリースタイルスキー女子に中国代表として出場した谷愛凌(英語名:アイリーン・グー)選手(18)について、元米国連大使のニッキー・ヘイリー氏はこのほど、国籍に関し「中国か米国かどちらか一方を選ぶ必要ある」と語った。

米サンフランシスコ出身の谷選手は、中国生まれの母親への敬意から2019年に中国代表として競技に参加することを決断したと伝えられている。北京冬季五輪ではビッグエアとハーフパイプで2冠を達成した。

米国の中国語ニュースサイト、多維新聞の19日付報道によると、ヘイリー氏は、政治ニュースサイトのリアル・クリア・ポリティクスのインタビューで、谷選手について、「国籍に関しては、米国人か中国人かのどちらかだ。全く異なる国であるため、どちらか一方を選ぶ必要がある。すべてのアスリートは、国旗を掲げるとき、自由を支持するのか、人権侵害を支持するのかを明確にする必要がある。その中間は存在しない」と語った。

谷選手の決断をめぐっては米国内で批判の声も上がっている。谷選手は国籍について、「中国にいるときは自分は中国人だし、米国にいるときは米国人だと考えている」と回答している。(翻訳・編集/柳川)

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