Record China 2022年2月18日(金) 17時20分
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北京冬季五輪で金メダルに輝いたカナダ代表が取った表彰台を手で払うしぐさについて、「深い意味がある」と指摘する記事が海外在住の中国人向け情報サイトに掲載された。
北京冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック男子5000メートルリレーで金メダルに輝いたカナダ代表が取った表彰台を手で払うしぐさについて、「深い意味がある」と指摘する記事が海外在住の中国人向け情報サイトに掲載された。
今大会ではこれより先に行われたスピードスケート男子500メートルで銀メダルを獲得した韓国の選手が台の上を手で払うような動作を見せ、中国では「北京冬季五輪が汚れた大会だと主張するもの」と受け止められ、批判される事態となった。
記事はリレー決勝(16日)の結果がカナダ1位、韓国2位、イタリア3位となったことを紹介し、カナダ代表のしぐさについて「イタリア代表は戸惑っていたが、韓国代表は悟って拍手をするしかなかった」と指摘。さらに「カナダが韓国の前で表彰台を払うのは初めてではなく、その意味も深い」と述べ、前回の韓国・平昌大会でハンガリー、中国に次ぐ3位になったカナダが今回と同じしぐさをし、「表彰台が汚いのを嫌っているのではないか」との議論を呼んだことを伝えた。
記事は当時、選手の一人が「表彰台をきれいに払って私の5個目の五輪メダルを受け取った」と投稿したことを「言わんとするところは、表彰台が汚れていてきれいにしてから上がるということだ」と述べるとともに「金メダルを取るためにホスト国が手段を選ばずライバルに打撃を与えることを暗に皮肉った」と指摘。カナダが4年後に韓国の前で再び表彰台を払ったことを「言うまでもなく、『われわれは勝った。完璧なリベンジだ』という意味だ」とする一方、「これはカナダの選手の習慣ではないだろうか」との見方があることにも言及した。
これについて、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも「毎回手で台を払っている。さほど多くの意味はないよ」「韓国に向けたものだ」「お祝いのしぐさなら全人類が見て分かるしぐさにしてもらいたい」などさまざまな声が上がっている。(翻訳・編集/野谷)
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