Record Korea 2022年2月17日(木) 8時20分
拡大
16日、韓国・ソウル新聞によると、中国政府が北京五輪のマスコットの盗用問題に「断固取り締まる」との立場を発表したことを受け、韓国の徐敬徳教授が「自業自得だ」と批判した。写真はビンドゥンドゥン。
2022年2月16日、韓国・ソウル新聞によると、中国政府が北京冬季五輪のマスコット「ビンドゥンドゥン」の盗用問題に「断固取り締まる」との立場を発表したことを受け、韓国広報活動家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授が「自業自得だ」と批判した。
ビンドゥンドゥンは中国で人気を博している。主要公式グッズの購入は1人1個までに制限されているが、公式グッズ売り場前には連日のように長蛇の列ができている。
この人気にあやかろうと各地ではビンドゥンドゥンの違法コピー商品が出回っている。中国政府は五輪マスコットなどの知的財産権を保護するため取り締まりを行っているが、手に負えない状況だという。
こうした状況について、徐教授は16日に自身のSNSで「十分に予想できたことであり、中国当局の自業自得だといえる」と指摘した。また、「昨年にNetflixの韓国ドラマ『イカゲーム』が大ヒットした際、中国では違法流通が蔓延し、出演者の著作権を侵害する盗用商品が数多く販売された」と主張。
その上で「中国政府はビンドゥンドゥンの盗用は処罰するのに、なぜK-(韓国の)コンテンツに関する盗用は処罰しないのか」と批判し、「こうしたダブルスタンダードは明らかに批判を受けるべきものだ」「中国は他国の文化を尊重しなければ自分たちの文化も尊重されないということを肝に銘じなければならない」と強調したという。
徐教授はこれまでにも、キムチやサムゲタン、韓服などをめぐり「中国が韓国の文化を盗もうとしている」と主張し、抗議してきた。また、日本に対しても竹島や旭日旗の問題で何度も抗議している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「さすが教授。的確な指摘だ」「教授の主張を見るといつも気分がすっきりする」「中国はまさに『ネロナムブル(自分がやればロマンス、他人がやれば不倫という言葉の略語で、他人に厳しく自分に甘いという意味)』の極み」「中国に知的財産権が存在したの?」「知的財産権の意味をきちんと理解しているだろうか」「駄目だと分かっていて韓国のものを盗用してきたの?余計に腹が立つ」など賛同の声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
この記事のコメントを見る
Record China
2022/2/16
Record Korea
2022/2/15
2021/10/6
2021/1/12
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る