北京五輪の会場で競技の合間に繰り広げられる「ビンドゥンドゥンたたき」が会場の招待客やネットユーザーから人気を集めているようだ。

中国メディアの観察者網によると、あるメディア記者が12日にSNS上で競技の合間に会場の大型スクリーンで行われる「もぐらたたき」ならぬ「ビンドゥンドゥンたたき」ゲームの動画を公開。ランダムに選ばれた観客がスクリーンにバーチャル表示される五つの穴から出たり引っ込んだりする北京五輪のマスコット・ビンドゥンドゥンをたたくゲームに挑戦する様子を伝えた。

そして、ゲームではビンドゥンドゥンの素早い動きについていけずあたふたする挑戦者や、その様子を見かねて思わず手を伸ばして「助太刀」しようとする近くの観客などコミカルな一幕が繰り広げられ、動画を見たネットユーザーからも「ビンドゥンドゥンの頭をたたきたい！」といったコメントが寄せられているという。

また、五輪会場では「ビンドゥンドゥンたたき」以外にも「ビンドゥンドゥンかくれんぼ」や抽選活動といった楽しいゲームやアトラクションが行われているという。

会場の展示や表彰式などの演出を担当している企業の責任者は「会場の雰囲気を盛り上げるために、各競技の特徴や東西文化、技術の融合といった点を踏まえた上で、さまざまなダンスやゲームなど来場者がより楽しく観戦できるイベントを用意した」と語っている。（翻訳・編集/川尻）