人民網日本語版 2022年2月10日(木) 15時50分
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日本テレビの辻岡義堂アナウンサーがこのほど、「ビンドゥンドゥン」の生みの親であるオリンピックマスコット広州美術学院デザインチームの責任者とオンラインで初対面した。
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北京冬季五輪の大会マスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」に夢中になり、「ギドゥンドゥン」という愛称で呼ばれるようになっている日本テレビの辻岡義堂アナウンサーがこのほど、「ビンドゥンドゥン」の生みの親であるオリンピックマスコット広州美術学院デザインチームの責任者・曹雪(ツァオ・シュエ)さんとオンラインで初対面した。環球時報が伝えた。
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「ビンドゥンドゥン」の「生みの親」と夢の対面を果たした辻岡アナは大興奮。「ビンドゥンドゥンはどうしてパンダなのか?他の動物は考えなかったのか?なぜまん丸なのか?デザインする過程で難しかったことは?ビンドゥンドゥンの左の手のひらにあるハートは何を意味しているのか?」と矢継ぎ早に質問した。
これらの質問に対し、曹さんは「パンダは中国の国宝。創作の過程で、アムールトラやシフゾウといった動物も試してみたが、最も代表的な中国の動物というとやっぱりパンダ。また、パンダといっても、ビンドゥンドゥンの設定は幼いパンダで、いくつかの特徴を備えている。まず、頭と体の比率がほぼ1対1の二頭身であること。次に、立ち姿は、『八』の字ではなく、逆『八』の字。さらに、目や鼻、口などをできるだけ真ん中寄りにし、鼻と口を目から近い位置にデザインした。そうすることで、ビンドゥンドゥンのかわいらしいキャラができあがった」と説明した。
また、曹さんは「幼いパンダが普段どのように遊び、戯れるかを観察するために、チームは四川卧竜ジャイアントパンダ自然保護区へ足を運んだ。すると、パンダのことはよく知っていると思っていたが、パンダのしっぽの色は黒ではなく白であることを初めて知った」というエピソードを紹介した。
デザインの過程で難しかった点について、曹さんは「ビンドゥンドゥンの顔の周りには初めはカラフルな光の輪はなく、何か物足りなさを感じていた。その後、国家スピードスケート館(通称・アイスリボン)に行ってインスピレーションを得た。(光の輪を加えると)とても出来栄えが良くなり、光彩を放つようになった。光の輪の色は五輪マークの色で、パンダに黒を使っているので、青と赤、黄色、緑の四色を光の色にした。また、パンダの手のひらにはもともと肉球がある。それをアート化処理して赤いハートにし、ビンドゥンドゥンを友好大使として世界に愛を伝えたいと思った」と説明した。
「ビンドゥンドゥン」の爆発的人気の「火付け役」ともなった辻岡アナの「ビンドゥンドゥンが売り切れ続出となるほど人気になっていることについてどう感じているか?」との質問に曹さんは、「デザイナーとしてとても興奮している。しかし、凍えるような寒空の下で多くの人が何時間も並んでいるのを見て興奮が感動に変わり、目頭が熱くなった」と語り、「今のような時代に、骨を刺すような寒空の下で長蛇の列を作って買うようなものが他にあるだろうか?多くの人はきっとビンドゥンドゥンを手で握ってぬくもりを感じたいと思っているに違いない」と続けた。
■「ギドゥンドゥン」と「ビンドゥンドゥン」のツーショットの夢叶う
「ギドゥンドゥン」こと辻岡アナは今回のオンライン共演に感激しきりといった様子で、さらに「曹さんの手が空いている時で構わないので、僕がビンドゥンドゥンを手に持っているイラストを描いてもらって、ビンドゥンドゥンとのツーショットの夢を叶えたい」と「おねだり」。すると曹さんはそばにいた人に対し、「タブレットを持って来て」と言ったため、辻岡アナは信じられないといった様子で、「え?今?今描いてもらえるの?」と大喜びした。
そして描いてもらえることが分かると、辻岡アナは「ビンドゥンドゥン」を手に持ち、カメラ目線で微笑みポーズ。一方の曹さんは、その様子をイラストにしながら、「ビンドゥンドゥンと誰かのツーショットを描くのはこれが初めて」と話していた。
数分後に、「ギドゥンドゥン」と「ビンドゥンドゥン」のツーショットイラストが完成。すると辻岡アナは「やったー!」と絶叫。「絶対に家に飾ります」と何度も感謝の言葉を述べていた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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