北京冬季五輪のショートトラック混合団体リレーの決勝が5日に行われ、金メダルを獲得した中国チームの選手5人にはそれぞれ金色で飾られた大会マスコット「氷墩墩（ビンドゥンドゥン）」が贈られた。中国日報網が伝えた。

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この限定版の「ゴールド・ビンドゥンドゥン」は、瞬く間に中国のネット上で話題になり、ネットユーザーらは「ショートトラック混合団体リレーの中国代表選手5人おめでとう」とした上で、大ヒットとなり売り切れ続出となっているため、「ビンドゥンドゥンを手に入れることができたね！」とうらやましがっている。また、「ビンドゥンドゥンを手に入れるために、金メダルを取らなくては！」とユーモラスなコメントを寄せるネットユーザーも見られた。

一世を風靡している「ビンドゥンドゥン」は爆発的人気となり、ブルブルッと体を震わせ雪を落とすかわいい仕草を見せた動画がネット上で拡散され続けられている。

現在、冬季五輪のオンライン旗艦店からオフラインの公式グッズ旗艦店まで、「ビンドゥンドゥン」のグッズは売り切れ続出となっている。

6日に開かれた北京冬季五輪の定例記者会見で、組織委の趙衛東（ジャオ・ウェイドン）報道官は、「ビンドゥンドゥングッズの供給を強化する。ここ数日、どこに行けばビンドゥンドゥンのグッズを買えるのかと友人に聞かれた。これは、北京冬季五輪が盛り上がっていることを側面的に反映している。当委員会は売り切れ続出というのを非常に重視している。春節（旧正月、今年は2月1日）に合わせた7連休中だったため、従業員が帰省している工場もある。現在、供給を増やすために、調整を進めている」と説明した。

5日に行われたカーリングの混合ダブルスで、中国の范蘇圓/凌智ペアは5対7で米国チームに敗れた。試合後、范蘇圓/凌智ペアから「ビンドゥンドゥン」のバッジセットをプレゼントされた米国チームは「素敵！」とうれしそうにそれを受け取っていた。（提供/人民網日本語版・編集/KN）