韓国、3月6~9日にコロナに感染したら大統領選挙に投票できない?=ネットで批判続出

Record Korea    2022年2月7日(月) 20時20分

拡大

4日、韓国・朝鮮日報は、3月4〜5日に行われる第20代大統領選挙の事前投票日の翌日の6〜9日に新型コロナウイルスに感染した場合、投票できない可能性があると伝えた。資料写真。

2022年2月4日、韓国・朝鮮日報は、3月4〜5日に行われる第20代大統領選挙の事前投票日の翌日の6日〜9日までに新型コロナウイルスに感染した場合、投票できない可能性があると伝えた。

記事によると、中央選挙管理委員会は最近、行政安全部、保健福祉部、疾病管理庁などの関係機関と新型コロナによる隔離者の投票権保障対策づくりのための会議を数回開いた。

会議では、事前投票前に感染判定を受けた有権者は自宅隔離の場合は郵便投票を、治療センターの入所者はセンターに設置された特別事前投票所を利用する案を用意した。感染者との濃厚接触により自宅隔離になった有権者については、地方自治体から特別外出許可を受ければ別途設けられた臨時投票所で投票できることにしたという。一般の投票終了前に投票所に行き、午後6時以降に投票可能だという。

しかし、事前投票期間以降に発生した感染者の投票案については、適切な対策を講じることができなかった。公職選挙法上、郵便投票は選挙人名簿を作成する今月9日から5日以内に届け出なければできない。また、治療センターに設置された特別事前投票所も事前投票が終わり次第撤去されてしまう。それだけでなく、感染者は特別外出が認められないため臨時投票所での投票もできないという。

専門家の間では「現在2万2000人台の1日の新規感染者数が3~4週間後には10万人を超える」という観測も出ており、数十万人に上る有権者が投票権を行使できなくなる可能性もある。これについて、政界関係者は「コロナ・パンデミックの状況下で行われる大統領選挙であるだけに、有権者の参政権が侵害されないよう選管委と関連政府省庁が最後まで知恵を絞らなければならない」と話したという。

これを受け、韓国のネット上では「ロボットがご飯を作ってくれる時代なのに…。これを機に電子投票にして」「コロナの検査はあんなに並ばせておいて、それはないと思う」「コロナのせいにして選挙権も奪うつもり?」「そんなに政権交代が怖い?」「不正選挙はやめて。感染した受験生も入学試験を受けられるというのに、投票はなんで駄目なの?」「コロナのせいにして国民の権利を踏みにじるのが当たり前のようになってきてる」「投票が終わるまでPCR検査を受けないようにしなくちゃ」など批判の声が続出している。(翻訳・編集/松村)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携