2014年5月28日、揚子晩報によると、江蘇省南京市で26日、小学生の男の子が地元警察の派出所に「ママが僕の持ち物を勝手に触るんだ。ママを叱ってほしい」と通報した。

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警察官が男の子の家に行き、戸外から確認の電話をすると、男の子は「ママが僕のカバンを勝手に見るんだ。良くないことでしょう？だからお巡りさんからママに僕のカバンを勝手に見ないように言ってほしいんだ」と訴えた。

外出中の母親が帰宅する頃合いを見計らって、警察官が再び戸外から男の子の家に電話をかけると、母親が電話に出た。警察官が通報についてただすと、母親が男の子のカバンを勝手に見ていたのは事実であることが判明。しかし、男の子がカバンの中に勉強の邪魔になりそうなおもちゃや本を隠し持っていないか見ただけで、子どものことを思ってのことだったと話した。

そうした言い分に対して警察官は、母親の教育方法が良くないと感じ、「家庭での教育は子どもとの意思疎通や、子どもの置かれたさまざまな状況を把握することが大事で、子どもに親の考えを押しつけるべきではない」とし、考えを押しつけることで子どもに反抗的な気持ちが芽生え、健康的な成長を阻害することになりかねないと母親に助言した。母親はもっと子どもと話し合うようにするなど教育方法に気をつけると反省したという。（翻訳・編集/岡田）