サッカー中国代表は27日、カタールW杯アジア最終予選の第7節で日本代表と対戦する。

中国メディアによると、中国代表の勝利給は、今回の最終予選では1試合当たり600万元（約1億円）に設定されている。

最終予選で日本代表と同組の中国代表は、6試合を終えて1勝2分3敗の勝ち点5と苦戦している。日本は4勝2敗の勝ち点12でW杯自動出場圏内のグループ2位に付けている。

昨年9月の最終予選第2節では、日本がFW大迫勇也（31）のゴールで1-0で勝利した。

中国中央テレビ（CCTV）の元スポーツアナウンサーで、サッカー解説者としても知られる韓喬生（ハン・チャオション）氏（64）は24日、SNS微博（ウェイボー）への投稿で、中国代表の勝利給に言及。インドで開催中の女子アジア杯では優勝した場合のみ600万元のボーナスが設定されていることと比較し、「最終予選突破の可能性を残すためには（日本に）勝つしかないのだから、金額が多いのも理解できる。奇跡を起こしてほしい」と期待を寄せた。

中国のサッカーファンからは、「今度こそサッカー協会に遠慮せず勝利給をもらって」「サッカー協会のお金の節約に協力する必要はない」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）