日本製ビールの不買運動は継続中、輸入量は3年前のわずか9%=韓国ネット「売ってないから…」

Record Korea    2022年1月25日(火) 7時20分

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24日、韓国・聯合ニュースは「日本製ビールの輸入額は依然として不買運動前より90%以上少ないことが分かった」と報じた。写真は日本のビール。

2022年1月24日、韓国・聯合ニュースは「日本製ビールの輸入額は依然として不買運動前より90%以上少ないことが分かった」と報じた。

記事によると、21年の日本製ビールの輸入額は687万5000ドル(約7億8299万円)で、前年の566万8000ドル(約6億4553万円)より21.3%増加。しかし輸入額がピークであった18年(7830万ドル、約89億円)に比べると、依然として91.2%減少している状態だという。

これは19年8月に日本政府が韓国への輸出規制措置を行ったことを受け、韓国内でビールを含む日本製品に対する不買運動が行われたためであり、18年に輸入額がトップだったアサヒ、サッポロ、キリンなどの日本製ビールは、これを機に韓国内の大型マートやコンビニから姿を消すことになった。

なお、21年におけるビールの輸入額トップはオランダで、4343万2000ドル(約49億4647万円)。その大部分は「ハイネケン」が占めている。そして2位以下は、中国、ベルギー、ポーランド、米国、アイルランド、ドイツ、チェコの順で、日本はチェコに次ぐ9位だった。

一方、21年における韓国製ビールの対日本輸出額は、前年より289.1%増加した668万5000ドル(約7億6135万円)で、11年の953万9000ドル(約10億8640万円)に次ぐ好成績を記録。ビールの輸出自体は低迷が続いており、21年のビールの貿易収支は過去最大規模の赤字を記録したというが、日本とのビール貿易収支については19万ドル(約2164万円)の赤字で、近年で最も赤字幅が小さかったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「売ってないから買えないだけ。不買運動のせいではない」「ビールはやっぱりアサヒとキリンが最高」「アサヒが好きなのにコンビニで売ってないから飲めない」など、日本製ビールを懐かしむ声や、「ビールだけではなく日本車などの製品の不買運動も続けよう。韓国ファイト」「以前は日本製がおいしいと言われていたけど、最近は好みが多様化してそういうイメージも薄まっている」など、不買運動を肯定する意見が寄せられている。

また、「なぜ中国のビールがそんなに売れているの?」「中国製品は不買運動をしないんだね」など、中国に関するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山

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