「母が好きだった刺し身を葬儀場に」=店主の粋な計らいが話題に―韓国

Record Korea    2022年1月23日(日) 11時0分

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20日、韓国・朝鮮日報は「常連客の葬儀に故人の好きだった料理を届けた飲食店店主の温かい気遣いが話題を呼んでいる」と伝えた。資料写真。

2022年1月20日、韓国朝鮮日報は「常連客の葬儀に故人の好きだった料理を届けた飲食店店主の温かい気遣いが話題を呼んでいる」と伝えた。

記事によると、ソウル在住の男性が20日に、大邱(テグ)に住む母親の葬儀であった出来事だとして「顔も知らない相手に親切にしてくださった方がいる」と、ネット上のコミュニティーに書き込んだ。男性の母親は刺し身や寿司が好きで、男性は実家に帰るたびに専門店から出前を取っていた。昨年、気に入った店が見つかって常連となり、男性は先週も母親と一緒にその店からの出前で刺し身と鍋を楽しんだ。男性がソウルに戻ったあと、17日の夜に母親が亡くなったと連絡を受けた。「母の好きだった刺し身を祭壇に供えたい」と思い、早朝で営業している店はなかったが、もしやと思ってよく出前を頼んでいた店に連絡を取ったところ、幸いにも返信があり「早朝だったのに、事情を聞いてすぐに駆けつけてくれた」という。料理を届けた店主は代金を受け取らず、男性に慰労と励ましの言葉、「当店をよく利用してくださったお母様へのささやかな誠意です」とメッセージを残したという。

店主は同紙の取材に対し、「店は午後からの営業なのでいつもは12時ごろ起きるが、その日は妙な夢を見て早くに目が覚めた」「午前8時に注文を受け、急いで店に行き刺し身を作って届けた」と話している。店主が葬儀場に料理を届けたのは、わずか1時間後の午前9時だったという。男性はその夜、弔問に訪れた友人たちのために再び刺し身を注文したといい、店主は「何かを望んでの行動ではなかったのに、友人たちが来たからと8万ウォン(7600円)分もの注文をしてくださった」と感謝を述べ、「朝の電話で、自分の母のことを思い出し、余計に力になりたいと思った」とも話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「心が温かくなって、涙が出そうになった」「お母様の冥福を祈ります。この店主さんにもいいことがありますように」「すてきな店主さんだ」「みんなが大変な時に、いいことをされましたね」「こんなご時世に温かい心遣いができる人。きっとお店も繁盛するよ」「まだまだ世の中にはいい人のほうが多いと思う。世の中捨てたもんじゃないよ」など、店主への称賛の声が殺到している。

一方で、「時々こういう記事が出るが、無料にしてあげなきゃいけないという空気が作られないといい」「前にも父親が生前に好きだった料理を注文したら、店主が香典まで出したという記事があったね。同じようなことが増えるんじゃないかと心配だ」「ただ料理を注文すればいいだけなのに、死んだ人が生前にどうとか、わざわざ店主に話すのが理解不能」「今後、葬儀場に出前を頼む人は、あれこれ事情を訴えず、先払いで注文してください。飲食店の店主より」といったコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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