日本の東北地方の祭りに参加した中国人留学生が感動―華字メディア

Record China    2022年1月22日(土) 22時30分

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17日、日本華僑報網は、新型コロナの中、日本の東北地方で行われた伝統的な祭事に中国人留学生が参加し、感動を覚えたとする記事を掲載した。

2022年1月17日、日本の華字メディア・日本華僑報網は、新型コロナの中、日本の東北地方で行われた伝統的な祭事に中国人留学生が参加し、感動を覚えたとする記事を掲載した。以下はその概要。

宮城県仙台市青葉区の大崎八幡宮などでは毎年1月14日の夜、この地域独特の民俗イベントである「松焚祭」が開かれる。新型コロナの影響で日本国内の多くの民俗イベントが中止を余儀なくされているが、大崎八幡宮ではコロナに負けないというメッセージを伝えるべく、規模を縮小し感染対策を施した上で今年も実施することを決めた。

祭り当日の14日、市民が続々とやってきて門松やしめ縄などの正月飾りを指定された場所に置いていく。それが高さ3メートルほどの山となり、午後5時になると神職がこの山に点火して正月飾りを燃やし始めた。そして同時に、マスクを装着し、上半身裸になった男たちが一列に並んでやって来て、正月飾りの山の周りを巡った。これが「松焚祭」のメインイベントである「裸祭」である。マスクをした参拝客らが男たちを囲い、両手を合わせながら自身や家族の無病息災を祈った。

例年なら100軒ほどの屋台が出るが、今年は50軒に制限された。そして、祭りの参加者も通常の2500人から600人へと減らされた。しかし祭りの熱気は例年通りだ。今年の祭りに参加した東北大学大学院に在籍する28歳の中国人留学生、付恩浩(フー・エンハオ)さんは「研究室の一員として祭りに参加できたことは本当に貴重だった。コロナが一日も早く収束することを心から祈っている」と語った。(翻訳・編集/川尻

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