劉建超氏が中国の次期外相候補に浮上―米華字メディア

Record China    2022年1月17日(月) 8時0分

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米国の中国語ニュースサイトの多維新聞は14日、中国の次期外交部長(外相)候補に中国の外交政策を担う中央外事工作委員会弁公室の劉建超副主任が浮上していると報じた。写真は劉氏。

米国の中国語ニュースサイトの多維新聞は14日、中国の次期外交部長(外相)候補に中国の外交政策を担う中央外事工作委員会弁公室の劉建超(リウ・ジエンチャオ)副主任が浮上していると報じた。

記事によると、劉建超氏は11日、最高指導部メンバーである政治局常務委員7人が出席した省部級の上級セミナーで、中国の台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室の劉結一(リウ・ジエイー)主任や中央財経委員会弁公室の韓文秀(ハン・ウェンシウ)副主任らと同列に座ったことから、外交部で通常業務を担当する楽玉成(ラー・ユーチョン)副部長を追い越して「外交部の統治者」となる可能性があるとの見方が出ているという。

1964年2月生まれで現在57歳の劉建超氏は、英オックスフォード大学留学後に外交部入り。同部の最も有名な報道官の一人として、外交部新聞司の司長を2度務めた。

一方で、海外駐在歴は少なく、2009年から13年まで駐フィリピン特命全権大使と駐インドネシア特命全権大使をそれぞれ務めたが、いわゆる大国駐在歴がないため、有力視されていなかった。

また、地方政治と中央規律検査委員会に携わった経歴は外交部の中では異例で、記事は「中国の新たな外交部長候補の中で劉建超氏の経歴は『独立独歩』だ」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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