サムスンや中国メーカーが力を入れる折りたたみ式スマホ、なぜヒットしないのか―中国メディア

Record China    2022年1月18日(火) 6時20分

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中国メディアの環球時報は12日、折りたたみ式スマホはなぜヒットしないのかとする記事を掲載した。写真はサムスンのGalaxy Z Flip3 5G。

中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)から2020年11月に独立したスマートフォンブランドのHonor(オナー)は10日、同社初の折りたたみ式端末「Magic V」を発表した。

これに関連し、中国メディアの環球時報は12日、折りたたみ式スマホはなぜヒットしないのかとする記事を掲載した。以下はその概要。

先月にはファーウェイと中国のスマホ大手OPPO(オッポ)も折りたたみ式スマホをそれぞれ発表している。韓国のサムスンと中国のXiaomiシャオミ)は折りたたみ式スマホをすでに製品化しており、中国のvivo(ビーボ)も年内に発表する計画だ。

2019年以降、サムスン、ファーウェイ、米モトローラなどが折りたたみ式スマホを製品化し、業界内で期待されてきたが、いまだ主流とはなっていない。

調査会社のカウンターポイントによると、21年のスマホ総出荷台数約14億台のうち、折りたたみ式スマホは860万台にとどまっている。

折りたたみ式スマホが普及しない理由について、消費者の44.6%が「悪い体験」を挙げていることが業界の調査で分かった。消費者から報告された問題は、ディスプレーにしわが発生することや、ヒンジやディスプレーの耐久性に集中していた。価格の高さも主流になれない理由の一つだ。(翻訳・編集/柳川)

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