天津でオミクロン株の市中感染、隣接する北京への流出阻止へ「緊急配備」―仏メディア

Record China    2022年1月10日(月) 11時50分

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仏RFIの中国語版サイトは、中国の天津市でオミクロン株の市中感染が確認されたことを受け、同市が隣接する首都・北京への流出を阻止するために「緊急配備」を展開したと報じた。写真は天津市内のPCR検査場。

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仏RFIの中国語版サイトは9日、中国の天津市で8日、2人の新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への市中感染が確認されたことを受け、同市が隣接する首都・北京への流出を阻止するために「緊急配備」を展開したと報じた。

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中国で2020年に実施された第7回全国国勢調査によると、天津市の常住人口は約1386万人。北京は来月、冬季五輪の開幕を控えている。

天津市は9日、全市民を対象にしたPCR検査を開始した。省をまたぐ旅客運輸も停止。同市トップの李鴻忠(リー・ホンジョン)市党委員会書記は「北京への感染拡大を防ぐ強固な堀を築かなければならない」と指示した。

北京市当局も同日、北京市民には天津市行きを、天津市民には北京行きを避けるようそれぞれ呼び掛け、両市をまたぐ通勤者には在宅勤務を求めた。(翻訳・編集/柳川)

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