新型コロナ感染の広がる西安は食料品無料配送モードに突入―中国

人民網日本語版    2021年12月31日(金) 23時40分

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陝西省西安市の新型コロナウイルス感染拡大は複雑な様相を呈し、深刻化している。

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陝西省西安市の新型コロナウイルス感染拡大は複雑な様相を呈し、深刻化している。その管理や対策が強化される中、西安市では食品購入が難しくなっているなどの問題に対応するため、同市の多くの地域が、野菜や肉、卵、乳製品といった生活必需品を確保して、無料で配送するなどして、世帯ごとにケースバイケースで基本的な生活物資の需要を満たし、市民が安心して、自宅待機し、感染予防できるよう取り組んでいる。人民網が伝えた。

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同市ハイテク区の新型コロナウイルス対策指揮部は、野菜などの生活必需品の確保に力を入れ、第一線の幹部やコミュニティーの幹部、不動産管理会社のスタッフなどが、タイムスケジュールに従って、コミュニティーや団地の棟ごとに、秩序立てて配達するよう手配している。1世帯当たり5種類以上の野菜10キロを無料で配達している。

曲江新区は、大型スーパー4軒、農産物マーケット1カ所と協力して、統一して商品の仕入れを行い、肉類130トン、卵70トン、野菜650トンを確保。それをサービスセンター4カ所に分けて、区全域の15コミュニティーに配送し、区全域13万世帯に1世帯1セット(3日分)ずつ配達している。

長安区は、区内の八百屋153軒、穀物・食用油屋188軒と協力して、住民のニーズに基づいて、物資をストックし、封鎖管理されている団地の住民に、新鮮でリーズナブルな肉や卵、野菜などを定期的に提供している。

西咸新区は、住民が外出する必要のない対策を講じており、食料品を団地まで配送し、団地の管理ボランティアが各世帯に配達するよう手配している。区内にある587団地や村民グループには、供給担当業者が直接配送している。

閻良区では、大手スーパー5軒のスタッフがオンラインプラットフォームを通して注文する形式を採用し、コミュニティーや不動産管理会社が配送グループと協力し、1人当たり1日10元(約180円)の基準で、2日に1度、野菜を無料で配達している。各世帯へは、団地のボランティアや不動産管理会社が配達している。

蓮湖区は野菜7万ケースを確保し、28日夜から連夜、封鎖管理されているエリアや管理・コントロールエリアなどの住民を対象に、1世帯当たり1セット(3~4日分)を無料で配達している。

その他、新城区や碑林区、雁塔区、未央区、鄠邑区なども、各種食料品などの生活物資を無料で各世帯に配送する計画を進めている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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