韓国最大野党大統領候補が「中韓の若者は互いに嫌い合っている」と主張=韓国ネットで批判続出

Record Korea    2021年12月29日(水) 19時30分

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28日、韓国・ニューシスによると、韓国大統領選の野党候補が日米韓の協力と中国との関係性に言及した。写真は尹錫悦氏のFacebookアカウントより。

2021年12月28日、韓国・ニューシスによると、韓国大統領選の野党候補が日米韓の協力と中国との関係性に言及した。

記事によると、保守系最大野党「国民の力」の大統領選候補・尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏はこの日、ソウルで行われた駐韓米国商工会議所(AMCHAM)の懇談会に出席した。

尹氏はその席で「文在寅(ムン・ジェイン)政権が『中国偏り政策』を行っているにもかかわらず韓国国民、特に若者の大部分は中国を嫌っている」「中国人、中国の若者の大半もまた韓国を嫌っている」「日米韓がしっかりした協力関係を持ち、これに基づいて中国を相手にしていた時は、(中韓が)互いに好感を抱き、事業と文化協力において良い結果を出してきた。両国の国民も互いに非常に好意的だった」などと指摘したという。

また、文政権について「米中間の仲介役を担うと言ったが、悪い結果に終わった」と主張。その上で、中国を念頭に「いかなる国家であれ、憲法理念や国家が追求する価値が共通する国家同士においては、安保などの面で秘密を共有できる。そうでない場合は、互いのアイデンティティーを明確にし、必要な協力だけをしていけばいい」と述べたという。

「日韓関係ロードマップ」に関する質問に対しては、「日韓が過去の歴史問題を未来に少し引き寄せて、未来発展のために協力して解決していこう」「いがみ合っている状況では歴史問題について話し合えない。利益を分かち合う関係になれば過去の歴史問題をうまく解決できる」「日韓関係の復元は難しくない。かつて日韓関係は悪くなかった。かつてのようにすれば関係は正常に戻ると思う」などと答えたという。

これを受け、韓国のネット上には「現実に合った正しい主張」と賛同の声も寄せられているが、「最大の輸出相手国(中国)のことをよくそんな風に言えるね」「中国より日本のことを嫌いな人の方が多いんじゃない?」「あまりにも二分法的な考え方。政治と外交は多次元的な考え方をしなければならない」「大統領になろうとしている人が公の場でそんな発言をするなんて考えられない」「中国が日本のように経済報復をしたら韓国経済は耐えられない」「尹候補の外交観は0点」など否定的な声が目立っている。(翻訳・編集/松村)

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