結婚前に同居するカップルが増加、欧米とは違うその特徴とは?―中国

Record China    2014年5月29日(木) 19時2分

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18日、中国の「80後」と呼ばれる若者の間で結婚前に同居するカップルが増えている。資料写真。

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2014年5月25日、中国紙・参考消息(電子版)によると、シンガポール英字紙ザ・ストレーツ・タイムズはこのほど、中国の「80後(1980年代生まれ、多くが一人っ子)」と呼ばれる若者の間で結婚前に同居するカップルが増えている現状を報じた。

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復旦大学が中国の「80後」である25〜34歳、2330人を対象に行った調査によると、上海市の43%の既婚者が結婚前に同居していた。中国社会科学院社会学者の李銀河(リー・インホー)氏は、「20年前は結婚まで貞操を守ることが伝統的社会ルールだった。私が1989年に同じような調査を行った時には、15%の人しか同居の経験を認めなかった。中国にとって、同居の増加は革命的な社会変化だ」と話す。

中国の同居事情には二つの特徴が見られる。一つは、同居の経験があると答えた人の95%が、同居の時点ですでに婚約しているか、明確な結婚計画があること。もう一つは、金銭面に関してすべて男性を当てにしている女性が多いことである。将来結婚するかしないかに関わらず、節約のために同居する欧米諸国とは明らかな違いが見られる。

このような現状に、もし同居中に破局すれば女性が傷ついてしまうのではないかと心配する声もある。しかし李氏は、「同居は特別なことではなくなっている。これから同居する人がますます増えれば、男性がある意味で『純潔』な女性を見つけることはおそらく難しくなるだろう」と語った。(翻訳・編集/藤)

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