人民網日本語版 2021年12月23日(木) 16時50分
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中鉄上海工程局集団有限公司が建設を請け負った京雄都市間鉄道(北京-雄安間)の全閉鎖型防音壁の建設工事が「2021年重点生態環境保護技術モデルプロジェクト」に認定された。
中国環境保護産業協会が20日に明らかにしたところによると、中鉄上海工程局集団有限公司が建設を請け負った京雄都市間鉄道(北京-雄安間)の全閉鎖型防音壁の建設工事が「2021年重点生態環境保護技術モデルプロジェクト」に認定された。科技日報が伝えた。
この「騒音軽減ヘッドフォン」は新興技術として人々の視界に入りつつあり、ヘッドフォンのような装置をかぶせることによって騒音を軽減させるという理念を拡張させ、高速鉄道の建設者はイノベーションにより世界初の350km/hの高速鉄道に利用できる全閉鎖型防音壁のプロジェクトを設計した。独自のトンネル状の全閉鎖型デザインと複数の技術の総合的応用により、高速鉄道が「音もなく」居住エリアを通過できることを実現し、国家の戦略的幹線鉄道である京雄都市間鉄道の固覇特大橋区間に「騒音軽減ヘッドフォン」をかぶせた格好になる。
よくある高速道路の防音壁と異なり、京雄防音壁は外観が高速鉄道のトンネルによく似ている。主体構造には435本の円形鋼桁が採用され、鋼桁の間は支柱とタイロッドの構造によって安定したユニットを形成する。建設者は隣り合った鋼桁の間の実測距離に基づいて金属製の防音壁ユニットボードを設置するとともに、定型のシール用部品で底部の隙間と鋼桁の端の隙間を塞ぎ、気流による間隙圧振動が生じないようにし、全閉鎖型の構造物「騒音軽減トンネル」を形成する。列車が180-385km/hで通過した時の騒音は、金属の防音壁ユニットボードを通過する際、アルミ合金製のボディーに埋め込まれた吸音材料が吸収・濾過し、透過損失は19.0-21.1dB(A)に達して、騒音を遮断軽減する優れた効果を上げている。
中国生態環境部環境影響評価・排出管理司の常仲農(チャン・ジョンノン)巡視員は今年5月にプロジェクトの現地視察調査を行い、同鉄道が通過する北落店村の住民を訪問した際、「京雄防音壁プロジェクトの構造設計は斬新で、騒音軽減効果は高い」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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