2014年5月24日、ドイツ誌シュピーゲルによると、欧州議会の複数の議員が昨年中国とアゼルバイジャンを訪問した際に、飛行機代やホテル代を相手側に負担させていたことが分かり、メディアや国民から大きな批判を浴びている。26日付で環球時報が伝えた。

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欧州議会の議員3人は昨年10月、招待を受けて中国を訪問したが、この際の航空券や高級ホテルの代金は中国側が払っていた。また、昨年10月に欧州議会の議員8人がアゼルバイジャンの大統領選挙を視察する目的で同国を訪れた際にも、議員6人の費用を相手側が支払い、自分で経費を負担した議員はわずか2人だった。

欧州議会の議員が他国を訪問した際に相手側に費用負担してもらうことは倫理道徳規範に違反している。また、1日当たり304ユーロ（約4万2300円）もの特別手当を受けている議員らの贅沢な暮らしぶりも批判を浴びている。

欧州議会のマーティン・シュルツ議長のスポークスマンは「議長はこの種のルール違反事件に憤慨している」と述べた。（翻訳・編集/HA）