ワン・リーホンが活動の一時中止を発表、中国では国営テレビなどで“封殺”進行中

anomado    2021年12月21日(火) 10時50分

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20日に活動中止を表明した歌手で俳優のワン・リーホンについて、中国の主要メディアが批判を示す文章を発表し、主題歌を担当したドラマの楽曲が差し替えられるなど、すでに全面的な封殺が始まっている。

20日に活動中止を表明した歌手で俳優のワン・リーホン(王力宏)について、中国の主要メディアが批判を示す文章を発表し、主題歌を担当したドラマの楽曲が差し替えられるなど、すでに全面的な封殺が始まっている。

今月15日、2013年に結婚した妻のリー・ジンレイさんとの離婚申請を行っていることを明らかにしたワン・リーホンだが、17日にリー・ジンレイさんがSNSに長文を投稿。ワン・リーホンの女性関係や結婚生活で受けた精神的虐待などを、克明に記した衝撃的な内容だった。これに対し、ワン・リーホンおよび父親が、主に結婚生活や金銭面について、リー・ジンレイさんの指摘に反論する文章を発表。しかし19日、リー・ジンレイさんが再び長文で、この反論内容について改めて指摘を行うと、ワン・リーホンは20日、二度と世間に向けて説明を行わないと表明。さらに芸能活動の一時中止を発表した。

20日、中国共産党系メディアの環球時報が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の公式アカウントで、ワン・リーホンを名指しで批判。「活動中止では不足であり、不徳芸能人は必ず封殺されなければならない」と記している。日刊紙・中国婦女報も同じくワン・リーホンの名前を挙げ、「芸能人の不徳を視聴者は承諾せず、市場も承諾しない」のタイトルで長文を発表。封殺以外の選択はないことを示している。

国営テレビ・中央電視台(CCTV)で放送中のドラマ「大決戦」では、エンディングにワン・リーホンと女性歌手タン・ウェイウェイ(譚維維)のデュエット曲を使っていたが、19日からタン・ウェイウェイのソロバージョンになり、エンドロールからもワン・リーホンの名前が消えている。また、ワン・リーホンが出演予定だった2本の中国映画も、クランクインを前に調整を迫られる事態となっている。(Mathilda

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