羽生結弦は4回転アクセルを成功できるのか? 中国ファン「人類には無理。でも羽生くんには可能!」

Record China    2021年12月21日(火) 10時20分

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フィギュアスケートの羽生結弦は4回転アクセルを成功することができるのか。その疑問に対する専門家の解説が中国でも紹介され、ファンらが熱い声援を寄せている。

フィギュアスケートの羽生結弦は4回転アクセル(4A)を成功することができるのか。その疑問に対する専門家の解説が中国でも紹介され、ファンらが熱い声援を寄せている。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の羽生のファンアカウントは19日、フジテレビで放送された「S-PARK(スパーク)」の内容を中国語に翻訳して紹介した。

まず、羽生自身の「ある意味、今まで人類が作ってきた壁みたいなものが、4回転半っていうものだったと思うんですよ。僕自身も作ってるし。それを越えたい。それが多分、僕らフィギュアスケーターの限界の壁だと思うし、その限界を超える『章』にしたいと思う」との言葉を伝えた。

その上で、3人の専門家の分析を紹介。プロフィギュアスケーターの無良崇人が「空中感覚が他の4回転やトリプルアクセルとは別格。まずは回転に負けない体を作らないといけない」とする一方、昨年の全日本選手権ですでに変化が見えていたとし「トレーニングを変えたことで一気にまた一段変わった。それを見てすごいと思ったが、それが最終的に4Aに通じている」と語ったことを説明した。

また、桐蔭横浜大学大学院スポーツ科学研究科の桜井智野風教授が、ジャンプ計測システム「I-Scope(アイスコープ)」から羽生のジャンプの角度を分析したところ、走り幅跳びの世界記録とほぼ一致したと語り、後は「この角度でいかに強い踏切で跳べるか」であるとの見方を示したことを紹介した。

さらに、体操個人総合で五輪連覇を達成している内村航平が「人間がやる技じゃないなと最初に見て思った」と感嘆しつつ、体操の視点から「最高到達点までによりひねりを入れられれば。体操の場合は上半身きっかけなので、上半身を先にもう少しひねれたら下半身がついてくると思う」と分析。「人には越えられない。羽生くんにしか越えられない」と語ったことを紹介した。

羽生は中国でも絶大な人気を誇る。特にファンの熱は日本にも引けを取らないほど。羽生が「最大の目標」に掲げる4Aの成功にも当然ながら大きな期待が集まっており、「そう、これはユヅにしか越えられない壁」「前人未到の4Aに向かって、一歩一歩前進してほしい!」「彼は誰にもできないことをやっている。この壁もできるだけ早く越えてほしい」「できる!。彼を遮ることができるものは何もない」「フィギュアスケートの上にあるのは羽生結弦」「私たちには祈ることしかできない」「神様、どうか彼に成功のチャンスを与えてあげてください」「どうか夢がかないますように」「羽生くんを信じて待っています」「人類には無理。でも羽生くんには可能!」といったコメントが寄せられている。

右足の負傷により今シーズンはまだ出場がない羽生だが、今月22日から始まる全日本選手権にはエントリー済み。昨年優勝を果たした舞台で悲願の4A成功なるか、中国でも注目が集まっている。(翻訳・編集/北田

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