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2007年6月13日、夏賛忠(シア・ザンジョン)副書記は、紀律に違反している党員幹部に対し、このチャンスに自ら進んで白状し反省するなら、処罰にも手心を加えるだろうと述べた。
中国共産党中央紀律委員会が5月30日に公布した「職務を利用し不当な利益を得ることを禁止する規定」に関連し、2007年6月13日、夏賛忠(シア・ザンジョン)副書記は、紀律に違反している党員幹部に対し、このチャンスに自ら進んで白状し反省するなら、処罰にも手心を加えるだろうと述べた。
今回の通達では、この規定公布後30日以内に自ら進んで白状するなら処分を軽くする、と強調しており、同氏は補足する形で次の注意点を述べた。
1) 規定で定めた行為は、本来、党の紀律で厳しく禁止されているものである
2) 自ら過ちを戒め反省する者には救済措置を取る、これも党が一貫して行ってきた政策である。違反の中身や程度を検討し、反省の度合いを考慮し、教育することに比重を置き、処分を軽くすることもある
3) しかし、みだりに処分を軽くすることがあってはならない。今回の政策には時間制限を設けてあるので、紀律機関は問題のある党員に対し、このチャンスに白状し、軽い処分で済ませるようにうながすこと
30日という期間限定の腐敗自白キャンペーン、果たして功を奏するか?(翻訳・編集/WF)
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