Record Korea 2021年12月16日(木) 22時20分
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11月に韓国で大幅な料金引き上げを行ったNetflixが、インドでは大幅に引き下げ、韓国のユーザーを失望させている。写真はNetflixの「イカゲーム」。
2021年12月15日、韓国メディア・ヘラルド経済によると、11月に韓国で大幅な料金引き上げを行ったNetflixが、インドでは大幅に引き下げ、韓国のユーザーを失望させている。
記事によると、Netflixは現地時間14日、インドで月額利用料の引き下げを実施。ベーシックプランの価格を499ルピー(約750円)から199ルピー(約300円)に、スタンダードプラン、プレミアムプランもそれぞれ649ルピー(約975円)から499ルピー(約750円)、799ルピー(約1200円)から649ルピー(約975円)へと引き下げた。
しかし韓国では11月に値上げが実施されており、スタンダードプランが1万2000ウォン(約1200円)から1万3500ウォン(約1350円)に、プレミアムプランが1万4500ウォン(約1450円)から1万7000ウォン(約1700円)へと引き上げられた。Netflix側は料金引き上げの理由として、「直接制作するコンテンツの数を増やし、作品の質を高めるため」と説明しているが、「ディズニー+」と「Apple TV+」の韓国進出により動画ストリーミングサービスの競争が激化し、料金の引き上げが避けられなかったとみられている。
一方、インドについては最近動画ストリーミングサービスの利用者が急増しているが、現時点では「ディズニー+」が優勢とのこと。「ディズニー+」は2020年にインドでトップの動画ストリーミングサービス企業「ホットスター」を買収したことで現地のシェア率が41%に達しており、約7%のNetflixを大きく突き放しているという。そのため記事は、「Netflixが今回料金を引き下げたのも、『ディズニー+』の攻勢に対しやむを得なかった」と分析している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「インド人の分を韓国人が払っているということか」「韓国人はすでに『釣った魚』だと思っているんだな」「韓国はアップル、テスラ、ベンツ、BMW、全てにとってカモだからね」「韓国のコンテンツでもうけてるのにひどい」「不買運動をしよう」など、反発の声が多く寄せられている。
一方で、「インドは貧しい国だから仕方ない」「値上げしたから解約した。特に見たいものもないし」「カモも何も、見る気がなければ解約すればいいだけでしょ」などのクールな反応も見られた。(翻訳・編集/丸山)
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