走行中のバイクが突然炎上……重体だった7歳女児死亡、5カ月治療も無念―中国

Record China    2021年12月13日(月) 21時20分

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浙江省杭州市で走行していた電動バイクが突然発火・炎上し、乗っていた親子が大やけどを負った事故について、重体となっていた7歳の女児が今月11日に治療の甲斐なく死亡したことが分かった。

浙江省杭州市で走行していた電動バイクが突然発火・炎上し、乗っていた親子が大やけどを負った事故について、重体となっていた7歳の女児が今月11日に治療の甲斐なく死亡したことが分かった。中国メディアの澎湃新聞が同日付で伝えた。

事故があったのは今年7月18日、同市の玉皇山荘(ジェイド・エンペラーホテル)付近の道路を走行していた2台の電動バイクのうち1台が突然発火、またたく間に炎に包まれ、乗っていた父親と女児が大やけどを負って病院に搬送された。

親子ともに症状が重かったが、父親は治療の末、9月に退院した。女児も意識は取り戻したものの、やけどは全身の95%に達しており危険な状態が続いた。何度も手術を行うなど懸命な治療が続けられたが、今月11日午前6時ごろに息を引き取ったという。

事故に際しては、母親がオンラインで治療費の寄付を募ったところ、1日で200万元(約3400万円)が集まるなど、社会の関心も高かった。

なお、杭州市の市場監督管理局の調査報告書によると、同車両は杭州セントリーノヤマハ工貿有限公司が生産したもので、上城区の「満意車行」という店で購入されたものだった。母親はバッテリーを購入店で交換したと話しているが、交換記録が確認されておらず、引き続き調査を実施しているという。発火の原因についてもまだ分かっていないようで、詳しい調査を継続して行うとされている。(翻訳・編集/北田

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