2021年12月10日、韓国・YTNは「韓国の研究チームが新型コロナウイルスのオミクロン株を20分で判定できる技術を開発した」と伝えた。

記事によると、浦項（ポハン）工科大学（POSTECH）とイ・ジョンウク教授の研究チームが、DNAやRNAの序列を読み解く従来の方式ではなく、分子診断技術を活用した診断キットで分析する技術を開発した。これにより1時間に250個以上の試料を迅速に分析できるようになり、コロナ防疫に大いに役立つと期待されるとしている。

研究チームは、この判定技術を広く活用してもらえるよう、ウェブサイトに公開する方針だという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「誇らしい」「韓国の技術は最高だね。チームの皆さんに感謝を」「すばらしい。コロナ克服に向け日夜努力をされている皆さん、お疲れさまです」「韓国の防疫研究チームは優秀だ。個人へのボーナスや、チームの会食費用などを十分に提供してあげてほしい」など、喜びの声が殺到している。

一方で、「韓国の技術は他国に引けを取らないのに、国のトップが全部ぶち壊しているのが問題だ」「いつも診断キットばかり開発してない？」「またK-防疫だと調子に乗りそう」「完璧なワクチンや治療薬の開発を頼みます」「鼻に突き刺す検査法じゃないものを開発して」などのコメントも見られた。（翻訳・編集/麻江）