「揚州の鳥おじさん」撮影通じて自然の大事さ訴える―中国

Record China    2021年12月11日(土) 10時30分

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中国江蘇省揚州市に、鳥の撮影に夢中になっている70代の男性が暮らしている。

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中国江蘇省揚州市に、鳥の撮影に夢中になっている70代の男性が暮らしている。蒋永慶(ジアン・ヨンチン)さんだ。ここ数年で撮った写真は10万枚以上に上り、人々からは親しみを込めて「揚州の鳥おじさん」と呼ばれている。

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「鳥は大自然の精霊で、人類の良き友人でもある。さらには生態環境の風向計だ」。毎日鳥たちと会っている蒋さんは、きれいな空気、澄んだ水、豊かな緑があればそこが鳥たちの家だとしみじみ感じている。

2019年、蒋さんは揚州では滅多に見られない渡り鳥のセイタカシギが初めて揚州で越冬するのに気付いた。揚州は長江、淮河一帯の生態大回廊に位置し、生態系回復のための取り組みも目立つ成果を上げている。2500年を超える歴史を持つ都市の生態環境は改善が続き、庭園や湿地、公園の数はさらに増加。多くの鳥が住み着き、蒋さんのレンズが捉える「鳥ファミリー」の絶え間ない拡大がその最も良い証明となっている。

揚州電視台の記者は蒋さんに同行して2羽のシギの恋愛、結婚、産卵、ふ化や日照り・水害に立ち向かう様子など八つの物語を3年かけて撮影し、シギの一家の幸福と悩みを記録した。そして鳥と人類の調和のとれた付き合い、共に喜び楽しんでいる映像を通して人と自然が生命共同体であることを視聴者に語りかけている。(翻訳・編集/野谷

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