中国・環球時報のニュースサイトは7日早朝、米国のバイデン政権が来年の北京冬季五輪に外交団を派遣しない「外交的ボイコット」を行うと発表したことを「速報」として報じた。

記事はその上で、バイデン政権が今週中にも北京冬季五輪の外交的ボイコットを発表する見通しだと米国メディアが報じたことを受け、中国外交部の趙立堅（ジャオ・リージエン）報道官が6日の記者会見で、報復措置を予告していたことを伝えている。

記事によると、趙氏は、「冬季五輪は政治ショーの舞台ではない」とし、「招待を受けていないのにボイコットを騒ぎ立てるのは一方的な思い上がりだ」と米国の政治家を批判。「米国が独断専行するなら、中国は必ず断固とした報復措置を取る」と予告していた。（翻訳・編集/柳川）