バド女子年間最優秀選手に台湾の戴資穎、五輪金・陳雨菲の落選に中国メディア不満

Record China    2021年12月6日(月) 11時40分

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バドミントン女子の年間最優秀選手に、東京五輪女子シングルス金の中国の陳雨菲ではなく同銀の台湾の戴資穎が選ばれた。中国メディアの観察者網は、SNS上では「理解できない」との声が多く上がっていると報じた。

世界バドミントン連盟(BWF)が3日発表した女子の年間最優秀選手に、東京五輪女子シングルス金メダリストの中国の陳雨菲(チェン・ユーフェイ)(23)ではなく同銀メダリストの台湾の戴資穎(ダイ・ズーイン)(27)が選ばれたことについて、中国のニュースサイトの観察者網は4日、SNS上では「理解できない」との声が多く上がっていると報じた。

記事によると、今回のBWF年間アウォーズの対象期間は、新型コロナの影響で2020年の大会が中止になったことを受け、19年11月1日から21年10月31日までに延長されていた。

記事はまず、BWFが今回の年間アウォーズの選出において「東京五輪・パラリンピックを主要な判断基準とする」と明示していたことを指摘した。

その上で、対象期間中に陳が19年の福州中国オープン、香港オープン、BWFワールドツアーファイナルズ、20年のマレーシアマスターズの女子シングルス、さらに東京五輪後も国別対抗戦のスディルマン杯とユーバー杯で優勝したのに対し、戴が優勝したのは20年のBWFワールドツアーファイナルズと全英オープンの2回だけで、最新の世界ランキングでは1位だが、五輪、世界選手権、トマス杯、ユーバー杯、スディルマン杯では世界チャンピオンになっていないことに触れ、SNS上では、成績で明らかに上回る陳の落選に「理解できない」との声が多く寄せられていると伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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