Record China 2014年5月25日(日) 20時10分
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23日、北京では多くの官僚や富豪が不動産を売りに出し、中古物件の値下げ販売が進んでいる。100万元(約1600万円)レベルの値下げも少なくない。写真は北京の高級住宅。
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2014年5月23日、新京報によると、中国で不動産市場が冷え込むなか、北京では中古物件の値下げ販売が進んでいる。
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中国では不動産価格の下落が進み、多くの人がこれ以上価格の下落が進むのを恐れて手持ちの物件を売りに出している。不動産仲介業者によると、現在売りに出されている物件の3分の1が投資家所有のもので、居住歴のない空部屋ばかりだという。
購入規制やローン規制のほか、政府の反腐敗運動や不動産登記などの理由から、複数の物件を持つ家主への重圧が厳しくなっている。そのため、多くの官僚や富豪、大企業の社長らは、物件価格の高いうちに不動産を売りに出しているという図式だ。
北京の高級物件の成約数は今年3月から減少し始めている。高級住宅地にある仲介会社の4店舗では、3月に取引が成立した物件は16件だったが、4月に入ると7件にまで減少した。多くの売り手は少しでも早く売り払って利益を得るため、大幅な値下げに踏み切っている。
最近取引が成立したあるマンションは、売り手の提示額が910万元(約1億4560万円)だったが、5カ月の経過と幾度もの値切り交渉で、最終的には110万元(約1760万円)値下げの800万元(約1億2800万円)まで下がった。また、高級物件の集中するオリンピック村地区でも、100万元(約1600万円)レベルの値下げは少なくない。提示額1300万元(約2億800万円)のある物件は最終的に200万元(約3200万円)値下げの1100万元(約1億7600万円)で取引が成立した。(翻訳・編集/藤)
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