人民網日本語版 2021年11月23日(火) 18時0分
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今年10月における北京市の微小粒子状物質「PM2.5」の月間平均値は1立方メートルあたり25マイクログラムだった。写真は秋の北京。
北京市生態環境局は22日、今年10月における北京市の微小粒子状物質「PM2.5」の月間平均値が1立方メートルあたり25マイクログラムとなり、PM2.5のモニタリング・記録が始まって以降、秋・冬シーズン(10月から翌年3月)としては、最低値を記録したことを発表した。中国新聞網が伝えた。
今年1月から10月にかけてのPM2.5の平均値は、1立方メートルあたり32マイクログラムだった。北京・天津・河北エリアおよび周辺「2+26」都市も最も良い状態を保っている。
北京市生態環境局によると、秋・冬シーズンは汚染物質の排出量が比較的多くなるほか、大気が拡散しにくい気象条件も重なる。ただ10月下旬に大気汚染が2度発生した際には、厳格な新型コロナウイルス感染症対策が敷かれている中でも、北京市全域で迅速な対応がなされ、常態化し、精密化された監督・管理を強化することをベースとして、大気の質ランキングで下位にある街道(郷・鎮)エリアやホットスポットネットワークにおいて汚染値が高い地域といった重点地域、大型ディーゼル車、工事現場、業績評価の低い企業といった重点分野に対して、夜間などの重点時間帯に的を絞り、法律執行・検査、宣伝・誘導を強化し、各種大気環境をめぐる法律に違反している行為を厳しく取り締まった。こうした措置により、汚染の蓄積速度が効果的に鈍化し、汚染のピーク値が下がり、最終的に「深刻な大気汚染」になる日はなかった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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