「イカゲーム」大ヒットのNetflixが韓国で値上げを強行=韓国ネット「こんな仕打ちない」

Record China    2021年11月20日(土) 11時20分

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18日、韓国・スポーツ朝鮮などは、Netflixが5年ぶりに韓国で料金の値上げに踏み切ったと伝えた。資料写真。

2021年11月18日、韓国・スポーツ朝鮮などは、Netflixが5年ぶりに韓国で料金の値上げを強行したと伝えた。

記事によると、Netflixはこの日、スタンダードプランを月額1万2000ウォン(約1160円)から1万3500ウォン(約1300円)へと12.5%引き上げた。プレミアムプランは1万4500ウォン(約1400円)から1万7000ウォン(約1640円)へと17.2%引き上げた。ただし、ベーシックプランは従来の月額9500ウォン(約920円)が維持されたという。

値上げ価格は新規加入者から適用され、既存の会員も月額料金の請求日以降、新料金体制に変わる。Netflixは会員らに電子メールでこの事実を知らせ、引き上げの30日前にアプリのアラーム機能で当該内容を知らせるという。

Netflixの値上げは、韓国市場に進出して以降5年10カ月ぶりのこと。米国では昨年10月にスタンダードプランとプレミアムプランを、日本では今年2月にベーシックプランとスタンダードプランをそれぞれ値上げしている。

記事は「韓国は日本などに比べて製作費も決して多くないため、月額料金まで大幅に引き上げることに対する反発世論が高まっている」と伝えている。また「『イカゲーム』など韓国作品の大ヒットでNetflixが莫大な収入を得たことを考えると、時期的に不適切だ」「物議を醸しているネットワーク使用料関連問題も解決されていない中、消費者の懐から先に手をつけるのは性急だ」などと指摘している。

韓国のネット上でも「韓国を見下してるの?」「『イカゲーム』で自分たちだけ稼いでおいて、投資の名目で視聴者から金を取るなんて。こんな仕打ちはないよ」「タダでネットワーク利用しておきながら、こんなのあり?」とブーイングが起こっており、「不買運動だ」「これはみんなで解約しよう」「これを機にディズニー+に乗り換えだ」など「ネトフリ離れ」発言も少なくない。

一方で「面白い作品であふれてるネトフリには値上げの資格がある」「シェア率も高いし資本もあるからコンテンツも多い。他社のサービスが登場してもそう簡単に乗り換えないだろう。早くネトフリを超えるライバルが出てきてほしい」など妥当性を認める声も上がり、「あとは個人の選択であって、値上げは会社側の自由」「たかが数千ウォンでそこまでたたく?見たければ見たらいいし、嫌ならやめればいいこと」といった冷静な意見も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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