Record China 2021年11月19日(金) 8時20分
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コロナ禍の長期化により、韓国人の「旅行熱」が高まっている。写真は渋谷。
2021年11月17日、韓国メディア・ニューシスによると、コロナ禍の長期化により、韓国人の「旅行熱」が高まっている。
韓国の旅行専門調査機関「コンシューマー・インサイト」は9月、韓国人2万7056人を対象に、「コロナ終息後にしたい旅」についての調査を実施。旅行や観光に関する単語7万6276語を抽出し、分析した結果を17日に公開した。
主要キーワードを集計した結果、「海外旅行」という単語が7.91%という圧倒的な割合を占めて1位に。 2位は4.79%の「自由」で、3位以下は「欧州」(3.42%)、「家族」(2.94%)、「マスク(マスクフリー)」(1.98%)、「国内」(1.52%)、「コロナ(コロナフリー)」(1.32%)、「東南アジア」(1.24%)、「日本」(1.23%)、「リゾート地」(1.20%)という結果になった。
記事は、「最も数値が大きく上昇した旅行地は『日本』で、日韓の政治的な対立以後、旅行者の関心も低下していたが、一気に9ランクも上昇した。コロナ禍の中で唯一関心度が高まった場所で、この傾向は続きそうだ」と伝えている。
一方、国内の旅行地では「済州島」(12位)が唯一30位以内にランクイン。また別の特徴として、「リゾート地」(10位)や「休息」(11位)をはじめ、「快適」(16位)、「休養」(19位)、「癒し」(25位)、「余裕」(26位)などの「癒し」に関する単語が最近の旅行のトレンドとして確認されたという。
報告書は、「旅行地に関するキーワードの多くが、海に近く快適に休息を味わえる東南アジアや太平洋地域という点に一致する結果」とし、「欧州や米国のようなツアー型の旅行も復活するだろうが、人の少ないリゾート地を満喫する『ヒーリング旅』の人気も高まると予想される」と分析している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「日本に行くなんてコロナにかかりたいの?」「他はともかく日本はやめよう。自分も昔は日本旅行を楽しんでいたけど、こんな屈辱を受けながらまた行きたいとは思わない」「日本の岸田首相はいまだに輸出規制も解かず、嫌韓感情を政治に利用している。そんな国に行くべきではない」「日本の右翼が韓国人に対して発する言葉を聞いたら、日本には行けなくなる」「独立運動には参加できなかったけど、不買運動はしよう」など、反発の声が寄せられている。
一方で、「日本が一番旅行しやすい国なのは事実。日帰りでも行けるしね」「常に反日を口にしている人が日本に旅するのを何度も見た。彼らは日本に着いても日本人の悪口を言いながら旅を楽しんでいる」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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