『映像に見る世紀の道』:船出ーー中国共産党第1回全国代表大会

CRI online    2021年11月13日(土) 0時30分

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この「船出ーー中国共産党第1回全国代表大会」という名の油絵は2009年に描かれた。

この「船出ーー中国共産党第1回全国代表大会」という名の油絵は2009年に描かれた。

この作品は、中国共産党書記の代表十数人が、中国南東部の浙江省嘉興市の南湖に浮かぶ遊興用の舟に乗り込んだ様子を描いた。中国共産党第1回全国代表大会の最後日の会議は、このゆっくりと進む船で行われた。

作品は写実主義の手法で、1921年の中国共産党大会南湖会議の船出という歴史的瞬間を再現した。構図の中心は、後に中国共産党の初代指導者になる毛沢東だ。青い長衣を着て意気揚々と船首に立ち、振り向いて光景を眺めている、頭上の黒雲は中国革命前夜の緊張した雰囲気であり、当時の暗黒の社会環境を暗喩している。一方で東の彼方には夜明けの光が見えており、船上の共産党第1回党大会代表らと融合し、革命の夜明けが到来したことを暗喩した。

小舟から大船まで、低みから高みへと起伏する曲線は、波乱の中で奮闘し進む中国共産党の前途を象徴し、さらに帆を上げて船出し、永遠に初心を忘れない精神を示している。一つの大政党は「赤い小舟」として誕生した。2021年は中国共産党建党100周年だ。

この「赤い小舟」は100年に渡り、中国共産党の精神が凝縮されたものであり、中国人民の重い負託と中華民族の希望を担い、急流と厳しい浅瀬を越え、荒波を乗り越え、中国を導き、どこまでも堂々と進む巨大船になった。(提供/CRI

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